奥歯で咬んでも前歯は噛めず、口が閉じにくい、上手く咬めないなどの状態を開咬(かいこう)といいます。こちらの患者さんは治療期間20ヵ月でしっかり噛むことの出来る歯になりました。
下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせのことで、いわゆる受け口の状態です。軽度の場合は抜歯をせずに治療を進めますが、ケースによっては手術が必要です。
上の歯が前に出ている噛み合わせのことで、いわゆる出っ歯の状態です。根気強く治療し、術前とは見違えるようなきれいな歯並びになりました。
八重歯やでこぼこの歯並びなど、歯が重なり合っている状態を叢生といいます。歯みがきがしづらいため虫歯になりやすいのが特徴です。
この矯正治療法は歯の裏側より器具を装着するため、正面から見えづらく審美性に優れています。心理的にも負担を軽くすることが可能です。
ポジショナーは取り外し可能な矯正装置です。マウスピースのような弾力性のある素材で作ります。理想の歯並びを型取り、徐々に歯を動かしていきます。治療期間は通常よりも長くなり、大規模な矯正には適しません。
エッジワイズ装置とは、ブラケット(金属製またはセラミック製)という装置を上下すべての歯に接着し、屈曲したワイヤーを個々のブラケットにはめた装置の総称です。
ワイヤーは細いサイズの丸いものからだんだんと太いサイズへ、また、角のワイヤーへと変わって行きます。ワイヤーの材質も軟らかいものから硬いものへと変わっていきます。
色々なワイヤーを使うことによって、個々の歯を3次元的にコントロールし、奇麗な歯並びとかみ合わせを作っていきます。 子供でも使用できますので心理的に配慮できます。
クリアブラケットは金属製の矯正器具に抵抗がある方でも、透明な素材をしようすることで審美的な不満を解消できる器具です。ただし、プラークがたまりやすい、ワイヤーのすべりがよくないなどの不都合が生じる場合もあります。